場所
キャンプ場は沼の北側、湖畔の道路沿いの両脇がテントサイトです。
人が多く完全にキャパ越えてて道端にテント張ってる人もいました。
夜は風が強く、宿泊を諦めてテントを畳んで帰ってしまう人も……。
夜中にポールテントが破れて唐傘オバケみたいになってる人もいました。
なのでここでキャンプするなら普段以上に風対策が必要です。
あと赤城山は民話の姥捨山と関係があり古い碑も残ってるそうです。
姥捨山の詳細は… 映画の『楢山節考』を御覧ください。(^^;
ここは心霊スポットかと思いきや伝説とは裏腹に綺麗な場所でした。
四方が山なので紅葉シーズンなら、さぞ見応えがあったでしょう。
宿営地周辺
ソロキャンライダーの朝は早い。朝食を作りながら早々と撤収作業を始めます。
脇は大沼の放流設備。上限いっぱいまで水位が上がってるため湖畔サイトは水の下。
夜は氷点下まで下がったらしく、バイクのシートには霜がついてました。
意外にも人の出入りが激しい。深夜にやって来る人もいて少々うるさかったです。
飲用禁止の水で作ったカレーパスタ。デタラメな料理だけど慣れると結構いける。
昨夜は強風のため出来なかった焚き火をしてみましたが、昼間だと趣に欠けます。
撤収作業は相変わらず大変ですが、慣れたせいか以前より手際よくなった感じ。
赤城公園キャンプ場
キャンプ場中心部。連休初日とあって朝起きたらさらに車やテントが増えてました。
ここトイレや炊事場の前なんですが、こんな場所まで車とテントで埋まってます。
増水で湖畔サイトが沈んでるため、みんな高台にテント張ってました。
歩道らしき場所にもテントが。UNHCRの旗を立てれば難民キャンプになりそう。
この辺りが一番静かで良さそう。普段はボートの辺りまで砂浜が広がってるらしい。
ガチな旅バイクとツーショット。パニアのステッカー見ると海外も走ってるのかと。
設備
トイレ。汲み取り式と聞いてましたが水洗で洋式もあり。でもウォシュレットはなし。
かまど。ここのルールは詳しく知りませんが、テントサイトで直火は禁止らしいです。
炊事場。トイレの水道は飲用禁止ですが、こっちの水は飲んでも大丈夫なんでしょうか。
大沼
赤城山の火口湖。バイクで一周しても10分程度しかかからない小さな沼です。
撮影スポットは豊富ですが、連休で車が多いため道端にバイクを止めるのが難しい。
動画を撮ったりしながら大沼を3周もしてしまいました。動画は後日公開予定。
赤城神社
神社に向かう途中にある大洞駐車場。山が紅葉してたらいいバイク写真が撮れたのに。
県道251号。(奥利根ゆけむり街道) 赤城山北面の峠道ですが、この先で通行止めらしい。
なので潔く諦めて、今回は大沼の中に浮かぶ赤城神社をじっくり観る事にしました。
赤城神社啄木鳥橋。台風と関係なく、損傷のため以前から通行止めになってるとか。
水辺では野鯉の大群が岸に沿って悠々と泳いでました。鴨も集まってたりして。
神社の裏。キャンプ場も普段はこれくらい砂浜のサイトが広がってるそうです。
遊覧船はありませんが観光用?のモーターボートが走ってます。七五三の親子も。
山の紅葉は終わってましたが、神社の中は紅葉が赤く色づいて綺麗でした。
ちなみに正式名称は「大洞赤城神社」 ここは東京その他にある赤城神社の本宮とのこと。
その御利益の内容から「女性のためのパワースポット」と呼ばれてるらしい。
更年期障害除けはないのかな~ などと思いながら参拝してきましたよ。(^_^;
感想
この後、県道16号(大胡赤城線)で山を下るつもりが路肩崩落のため通行止め。
16号は林道のような道路でバイクで走ると面白そうだったんですが……。
今度来る時はそちらの道を走ってみます。
グループでキャンプに来てた地元の人と話す機会がありました。
ここは地元群馬の人が遊び場として、よく利用してるみたいでした。
千葉から来る人は少ないのか、やたら珍しがられましたよ。
とりあえず赤城山はいつでもキャンプ出来る事が分かりました。
長野方面へ足を伸ばす際は、ここを中継地として利用出来そうです。
追記
県立赤城公園キャンプ場は2020年から事前予約制になりました。
口コミによると予約は抽選で競争率はメチャクチャ高いようです。
残念ながら、いつでも使えるキャンプ場ではなくなりました。
どこのキャンプ場もそうですが、最近は完全にキャパ超えてますね。
昔からあるキャンプ場はハイカーなど限られた人向けに作られたものです。
それが昨今のブームで一気に利用者が増えたのでパンクしたのでしょう。
恐らくキャンプブームの終了まで、この問題は解決しないと思います。
早くオワコン化希望(笑)