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フロントフォークの突き出し量を変更

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フロントフォークの突き出し量を調整

納車時から気になっていたフロントフォークの突き出し量を調整しました。

リヤを20mmローダウンしてますが、フロントフォークは元のままなので。
これだとフロントが上がり気味で乗りにくいしカーブも曲がりにくいです。

何度もバイク店に調整を頼んだら費用が嵩むので自分で調整してみました。
一度では調整が決まらず試行錯誤を繰り返しながら五ヶ月間かかりました。

以前はバラバラの記事でしたが、見やすいように再構成してまとめました。
少々長くなりますが、ハンドリングが気になる方の参考になれば幸いです。

調整方法

経験のない作業なので入念に下調べした上で作業を始めました。
正確に作業するため低トルク用のトルクレンチを新たに購入しました。

作業自体は簡単でボルト4本を緩めるだけで調整可能でした。
正味一時間もあれば出来るので、もっと早く試してみればよかったです。

突き出し量を10mmに

私のVersys-Xは足着きが心配なのでリアを20mmローダウンしてます。

でもフロントフォークはそのままなので前が上がり気味。
まるでアメリカンバイクのような乗車姿勢です。

直進性がいいので長距離は楽ですが、狭い場所では小回りが効きません。
切り返しもしにくく、これが立ちゴケの原因になってます。

そこで車体の前後バランスを修正して前上がりの乗車姿勢を改善します。
旋回性能も上げたいですが、直進安定性は損なわないように調整します。

他社製のローダウンキット(20mm下げ)では突き出し量は10mm指定だそうです。
なのでまずは突き出し量を10mmにして試してみる事にしました。

調整作業

フロントフォークは左右同時に緩めるとアライメントが狂うので片方ずつ作業。
センスタを立てて車体を前後に揺するとインナーチューブが飛び出すので注意。

フロントフォークの突き出し量をノギスで正確に測定してボルトを締め込みます。
もう片側も同じ要領で繰り返せばフロントフォークの突き出し調整は完了です。

変更後の変化

調整後はハンドルが軽くなりバイクの取り回しがしやすくなりました。
前上がりだったシートも水平になったので座り心地も改善しました。

試しに近くの双子公園まで走ってみましたが、ハンドリングが全然違います。

調整後はアンダーステアが改善し道路に沿って自然に旋回するようになりました。
さらに低速での旋回や切り返しが楽になり突然切れ込む癖もなくなりました。

前輪の軸重が増えた事で接地感が上がったためか、どっしりとした乗り心地に。
心配なのはフロント荷重の増加による前輪からのスリップダウンでしょうか。

後日、利根川の河川敷で走行テストしてみたので、その様子を。
場所は以前行った利根川の河川敷の草地、走行可能な場所です。