トラブル発生
走行中にFIランプが点灯したので急遽帰還しました。
メーターパネル左上のオレンジのランプです。

普通はエンジンが掛かると消灯するはずですが、始動後も消えません。
つい先日、点火プラグを交換したばかりなので、何かヘマしたのかと焦りました。
一時的な不具合で点灯する事もあるので、しばらく放置してみました。
しかし一週間過ぎても消えないので原因を探ってみる事に……。
バイクには自己診断機能があるので、まずそれを利用してみます。
自己診断
診断機がなくてもメーターパネルにサービスコードを表示させる事が出来ます。
サービスコードの番号から不具合の原因を突き止められます。
ODOメーターを表示させ、二つあるボタンを同時に長押しすると診断コードが表示されます。
サービスコードは「33」

これはO2センサーの異常を示すコードです。
FIランプの点灯はO2センサーが原因の場合が多いそうです。
というわけでO2センサーを点検してみる事にしました。
ヒーター導通検査
センサー取り外し
あっさり通ってしまいました。本来はO2センサーソケットを使わないと外せません。
センサー清掃
センサー取り付け
エラーコード消去
診断機があればFIランプとエラーコードを簡単に消せます。
ない場合は以下の手順で消す事が出来ます。
- エンジンを始動しアイドリングを30秒以上維持する。
- 40km/h以上の速度で五分以上走行した後、エンジンを切る。
この手順を合計三回繰り返す。(手順一回あたり10分以上時間をかける。)
少々分かりにくいですが、簡単にいえばアイドリングと走行を繰り返せばいいのです。
走行中に信号などで停止しても問題ないようで、10分以上続ければちゃんとカウントされます。
O2センサーの不具合が解消していれば、これでFIランプが消えるはずです。
もしまだ問題があれば、一度消えても再点灯するかもしれません。
手順実行
交換費用
センサー本体の修理は不可能なので、バイク店に持ち込むと基本交換になります。
お値段は結構しますが、他の車種に比べればまだ安い方です。
センサー、オキシゲン(部品番号:21176-0839) ¥10615(税込み、工賃・送料別)
ちなみにO2センサー自体は本来、5~10万kmもつように作られてるそうです。
でも実際には、そこまでもたず様々な要因で不具合を起こすみたいですね。
エンジンオイルの入れ過ぎでセンサーが汚れて壊れる事もあるそうです。