YMM4について
動画編集には某ゆっくり動画作成ツールのYMM4を使ってます。
YMM4は動画編集ツールとしても大変優秀です。
ただ、これにはクロスフェード(あるいはクロスディゾルブ)機能がありませんでした。
シーンチェンジで前後の映像がオーバーラップして切り替わるアレです。
動画編集では必須ともいえるこの機能がないのが、YMM4、唯一の弱点でした。
クロスフェードは手作業でも出来ますが、すごく面倒です(汗)
クロスフェード実装
そのYMM4に、いつの間にかクロスフェードが実装されてました。
新しく追加された場面切り替えアイテムの中にあります。
2023年11月のアップデートで追加されたばかりのようです。
そのせいか使い方を検索しても解説記事や動画が出てきません。
見つかったのは下のサイトだけです。
せっかく以前から要望の多かった機能が搭載されたというのに。(^^;
フィルターの使い方
シーンの繋ぎ目にクロスフェードのフィルターを置くだけです。
フィルターはエフェクトアイテムではなく場面切り替えアイテムの中にあります。
右クリックで「場面切り替えアイテム」を選択、画面右で種類「クロスフェード」を選択。
このクロスフェードのフィルターを動画の繋ぎ目に置けばいいらしい。(超簡単)
フィルター配置場所
シーンを跨ぐので繋ぎ目の真ん中に配置するのかと思ったら違うみたい。
それだとクロスフェードの前半分が何も変化せず終わってしまいます。
フィルターの頭を繋ぎ目に合わせると上手く効果がかかるようです。
ちなみに後の動画に被さる映像は前の動画の尻部分ではありません。
繋ぎ目より後ろ、本来はカットされて存在しない部分が被さります。
それを計算して動画をカットしないと余計な物が映り込んでしまうかも。
不具合?
素材の動画がMOV形式だと音声だけクロスフェードがかからないようです。
映像と同時に音声も重なり合って切り替わるはずが、動画の繋ぎ目でブッツリと。
仕方ないのでMOV形式では従来の方法でクロスフェードをかけてます。
またクロスフェードの効果時間が長いと画面が暗転する事があるようです。
しかし、ともあれ面倒だったクロスフェードは簡単に出来るようになりました。
まだネットでは「YMM4でクロスフェードは無理」みたいに言われてますが……。
検索でこちらの記事に辿り着いてしまった皆様に申し上げます。
YMM4でクロスフェードは出来ます!(ドヤァ