場所
飯岡漁港で夜釣りしたかったのですが、都合がつかず早朝に出掛ける事に。
以前、新堤防で釣りしてみましたが、今回は岸壁で挑んでみます。
飯岡漁港だけでは物足りなかったので他の海岸でも糸を垂れてきました。
飯岡漁港→下永井海岸→矢指ヶ浦→野手浜海岸と九十九里浜をハシゴして回ります。
最近は遠出が出来なくなってしまったので夜明け前に出掛けるのは久々です。
昼には家に戻ってきてしまいましたが、それでも十分面白かったです。
飯岡漁港
昔、夜勤明けにバイクで気晴らしに来た事もある飯岡漁港です。
あー、普通に働いてた頃は良かったなぁ~…。(T_T)
その時は船が列をなして出港していくのが見えましたが、この日も船の姿が。
話によるとみんな釣り船らしく漁港の周りには釣り宿もありました。

今回は新堤防ではなく、この岸壁からルアーやサビキ釣りを試してみます。
早朝から釣りなんて健康的すぎて夜型の自分には不似合いです。(^^;
夜明け前に来るはずが、途中でガソリンを入れたりGoProのトラブルで時間をロス。
朝マヅメに合わせて釣りするつもりでしたが、日が昇ってしまいました。

向かいの岸壁ではブッコミ釣りしてる人がいましたが、何も釣れず暇そうでした。
足元に見える穴に何かいそうな気がするので今度来たらあそこを攻めてみます。
新堤防の方でも釣りしてる人がいましたが、こちらも何も釣れてません。
ちなみに柵のない堤防先端は立入禁止なんですけどね。
バイクに戻って仕掛けを直してたらG3Sに場所を取られてしまいました。(/_T)
そろそろ移動しようと思ってたので別に構いませんが、岸壁や堤防はこれだから苦手です。
砂浜の方が広くて場所取りの問題がないので私みたいな人間には向いてます。

下永井海岸
というわけで飯岡漁港のすぐ隣にある下永井海岸へ来てみました。
初めて来る場所ですが、野良キャンも出来るそうなので一度覗いてみたいと思ってました。
ちなみにこういう場所ではテトラポッドの脇が狙い目らしいです。
いざ釣りしようと渚に近付いたら漂着した海藻とゴミだらけ!(>_<;;
ヤケクソでキャストしたら海藻とゴミが大量に絡みついてきて仕掛けが…。
釣りで舌平目ならぬ下着なんぞ釣ったのは私くらいじゃないでしょうか。

しかし台風でもないのに、なぜこんなに大量のゴミが漂着したのやら。
海岸清掃するにしてもこの量ではボランティアだけじゃ無理でしょうね。
綺麗な貝はいましたが、昭和の時代より酷い汚染っぷりにはガッカリしました。

矢指ヶ浦
こちらもテトラポッドが並んでる海岸ですが、海が干上がってしまいこの有り様。
飯岡漁港にいた時は気付きませんでしたが、この時ちょうど干潮だったようです。
潮が引いてしまい海の中にあるはずのテトラポッドは底まで露出してました。

普段は波が高くて近寄れないヘッドランドも完全に露出して海底の様子がよく分かります。
崩れたブロックが転がってたりして確かに魚が集まりそうな雰囲気です。
ブーツを脱いで海に浸かりながらキャストしてみましたが、ここでも掛かるのは海藻ばかり。
この日は他の人も海藻に邪魔されて釣りにならなかったみたいです。
夜明け前から動いてたので疲れて眠くなってしまい浜辺に寝転がって爆睡。
一時間くらい寝てしまいましたが、こんな所で寝てたら溺死体と間違われそうです。(^^;;
裸足で寝てたら日焼けして赤い靴下を履いてるかのようになってしまいました。
釣師は濡れても平気なサーフシューズを履いて砂浜でランガンしてるようです。

野手浜海岸
何も釣れないし疲れたので帰るつもりでしたが、最後に野手浜にも寄ってみました。
ここは護岸があるので潮が引いても砂浜よりは釣りやすいんじゃないかと。
ここでは釣師をよく見かけますが、道が悪いせいか海岸の奥には入ってきません。
バイクだと道が狭かったり路面が荒れてても入っていけるので有利です。
しかしここも予想以上に潮が引いて海底が露出、まるで津波前の引き波のようです。
達人は干潮を利用して海底の地形を調べるそうなので自分も記録写真を沢山撮っておきました。
せっかくなので海水が残ってる場所を探して糸を垂れてみたのですが…。
アッ…!!(ざわつく界隈)

なんと根掛かりを外そうとして大失敗。
事もあろうに手に入れたばかりの竿を折ってしまいました。(´;ω;`)
始めたばかりの釣ーリングは早くも終焉を迎えてしまうのでしょうか?
微妙な含みを残しつつ次回へ続きます。(^_^;
感想
釣りを始めるまで気付きませんでしたが、海の汚れが気になりました。
今の海は昭和の頃より綺麗になったと聞いてたのでショックです。
特に下永井海岸はいつか野良キャンしてみたいと思ってたので残念。
ネットで検索すると普段はもっと綺麗な場所らしいんですが…。
あと折れたのが数万円もするようなクッソ高い竿でなくて幸いでした。
カーボン製の竿は取り扱いに気をつけろと言われてますが、本当ですね。
でも実はこの竿、ある高名な方からいただいた恩賜の釣竿なのですよ。
そんな畏れ多いものをへし折っちゃってどうしたものかと(爆汗)