場所
GW中、またぞろ屋形海岸にバイクで釣りに行ってきました。
先日修理した釣り竿はまだ接着剤が固まらないので使えません。
代わりに昔Amazonで購入して放置してあった磯竿を持っていきました。
釣竿はこちらの磯3号で長さ540cmもあります。
広い渚ではこの長さを活かせるのではないかと思いまして。
サクラチェッカーで危険判定されてましたが、特に問題なく使えました。
栗山川漁港
GWは雨ばかりです。
人混みが苦手なので普段は平日の昼間にしか出掛けません。
でもGW中に晴れるのはこの日だけと聞いたので無理して出てきました。
珍しく晴れたせいか、いつも過疎ってる栗山川漁港には車が集まってました。

港に車を横付けしてキャンプ用の椅子を置き優雅にプチバカンスしてる人もいたりして。
子連れで来てる人もいましたが、なにげにダイナミックな場所で釣りしてました。
人は多かったけど相変わらず誰も釣れてなさそうな雰囲気。
足立や所沢ナンバーの車もいましたが、遠くから来る価値あるんでしょうか。

荒ぶるサーフ
磯竿の遠投実験をするために近くの屋形海岸へ行きました。
ここなら貸切状態なので人目を気にせず投げられます。
雨は上がったものの相変わらず曇り空で海はいつにも増して荒れまくり。
ビーチを散策する人もいましたが、風が強いのですぐに帰ってしまいました。

磯3-540
こちらが今回使用する長竿、備前長船長光です(違..
下手の長竿とはいうものの波足の長い九十九里浜では遠投力こそが頼みの綱です。
200m飛ばせる距離ガバ釣師も九十九里浜ならその腕を存分に活かせますよ(笑)

さっそく浜辺で投げてみましたが、5mを超える釣竿は取り回しが大変。
長剣使いの佐々木小次郎が巌流島で負けるわけです。
しかも強風に煽られて弾道が逸れまくり収束率も著しく悪い。
コリオリ力の影響で曲がってんじゃないかと半分本気で考えてしまいました。

やはり磯竿はあくまで磯竿、投げるには柔らかすぎて全然力が入りません。
長いくせにコンパクトロッドと同程度しか飛ばず心底ガッカリしました。
距離を稼ぐため靴を脱いで海に入ってみましたが、たちまち波に飲まれそうになります。
この遠浅の渚ではアウトレンジから打ち込める榴弾砲のような遠投竿が必要です。

雷鳴
この日は夕方から雨という話でしたが、予想通りゴロゴロと雷鳴が。
やがて空が真っ暗になり雨が降り始めました。
カーボン製の釣竿は落雷の危険があり注意書きのシールまで貼ってあります。
雷に打たれたら洒落にならないので急いでバイクまで戻りました。

とはいえ何もない砂浜では雷が鳴っても避難場所がありません(汗)
バイクで別の場所に移動しようと思いましたが、運良く雷雲は海上へ去りました。
しかし道具を片付けてしまったので、ついでに場所を移してみる事に。
今度は人が集まっていた栗山川漁港へ行ってみる事にしました。

夜釣り
薄暗くなってきましたが、雨が上がったのでここで少し粘ってみる事にしました。
バイクを竿立てにしてみましたが、なにげに便利です。(^^;
魚が集まるという流れ藻が見えましたが、水面をボラが跳ねてたのでかなり微妙(汗)
投げサビキを放り込んでみましたが、案の定反応なしでした。

栗山川漁港は外灯があるので日が暮れても安心して釣りが出来ます。
夜9時過ぎまで頑張ってみましたが、また雨が降りだしたので退散しました。
余談ですが、5m以上もある長竿だと外灯や電線に引っかかりそうです。
このような場所では取り回しが大変なので短い釣竿の方が便利です。
感想
気の迷いで磯竿など使ってみたものの期待外れに終わりました。
磯竿では飛ばせないと話には聞いてましたが、ここまで酷いとは(汗)
今度はちゃんと遠投用の釣竿を用意していきたいと思います。
あと雷には参りました。
ツーリング中ならコンビニに逃げ込んだりすればいいのですけど。
栃木(雷多発地帯)では橋の下やトンネル内に避難した事もあります。
海岸には避難出来る場所が何一つありません。
遠くに見える雷雲はだいたい50kmほど先に浮かんでるので逃げる時間はあります。
でも離れてるから安心というわけではないので早めの避難が肝要です。