場所
飯岡海岸をバイクで走ってきました。
九十九里浜では珍しく車両乗入れが可能な海岸です。
千里浜のような浜辺が近くにないか探してましたが、ようやく見つかりました。
ここは海水浴場で砂浜の一部は駐車場として使われています。
その駐車場部分に限って車両の乗入れが可能になっているようです。
過去と現在
実は昔、ここを四駆で走り回った事があります。
もう一度行ってみたかったけど、どこに入口があるのか分からず、ずっと探してました。
震災後に巨大な防潮堤が築かれたので、もう砂浜には出られないのかと思ってました。

せっかくなので10年前と現在の飯岡海水浴場の写真を並べてみました。
やはり場所はここで間違いない様子。
まさかこんな形で来る事になるとは思いませんでした。
飯岡海岸
今のところ九十九里浜で波打ち際を走れる場所はここしか知りません。
でも走れる範囲は限られており標識から向こうは乗り入れ禁止です。
しかし実際には有名無実化してて、その先にもいくつものタイヤ跡が。
目の前でリフトアップした四駆が平然と川を渡って行きました。


砂浜走行天下御免
今はオフシーズンですが、実はここ海水浴シーズンは駐車場になります。
なので砂浜への車両の進入は公に認められています。
実際、目の前をミニパトが巡回してましたが、怒られたりしませんでした。
駐車場は車の遊び場になっていて砂地にはドリフト跡がありました。
バイクならマックスターンも出来ますよ。(^^;

ここはオフ車やアドベンチャー乗りには最高の遊び場です。
写真には写ってませんが、誰が作ったのかジャンプ台までありました。
砂地なのになぜか地面が固くオンロードバイクでも走れます。
通常ならスタックしてしまうのに砂の質が違うんでしょうか?

車が沈まないように土壌改良されてる事が後に分かりました。
駐車場から外れると急に深い砂地になるので御注意下さい。
走行可能な範囲
行く手を阻む警告標識。
バイクで走れるのはこの標識で区切られた海水浴場の敷地内だけです。
ここまでは砂地でもタイヤが潜らないように土壌改良されてるのでスタックせずに入れます。
柵を越えて進むイリーガルな人達もいますが、特にウミガメの産卵時期は立入禁止です。
砂浜は広いものの距離が短いので千里浜には遠く及びません。
しかし規制の厳しい昨今、波打ち際をバイクで走れる場所は貴重です。
海水浴シーズンでなければデイキャンプも出来そうな感じです。
でも砂浜でのBBQは禁止されてるそうです。
サンド走行について
平らな浜辺なので無茶せずにゆっくり走れば怖いことはありません。
しかし凸凹な場所もあるので、あまり飛ばすとトップケースが暴れてリアキャリアが心配になります。
慣れない砂浜でバイクを倒してしまいましたが、砂地なのでバイクも人間も無傷でした。
先日取り付けた自作エンジンガードプロテクターも、ちゃんと仕事してくれたようです。

十年ぶりの飯岡海岸ですが、まさかバイクで走る事になろうとは思いませんでした。
お気に入りの場所なので本当は自分だけの秘密の遊び場にしておきたかったです。(^_^;
千里浜は海岸侵食で年々狭くなってるそうですが、ここは逆に大量の漂砂が堆積し続けてます。
記憶に残ってたイメージより遥かに広い砂浜で、地元千葉にこんな場所があるとは驚きました。

パノラマ写真と動画
パノラマ写真も撮ってみました。
360°ではなく180°です。
普通の写真よりも雰囲気が伝わるかも…?
なにげにサンセットしちゃってSSTRのゴールシーンのようです(苦笑)
せっかくなので走行動画も撮影してみました。
なんだか買い物カゴを載せたママチャリみたいなダルい動きで萎えます。(‘A`)
動画の場合は意識して飛ばし気味に走らないと絵になりませんね。
感想
千里浜のような砂浜が近場にあって本当によかったです。
ここなら家からも比較的近いのでサンド走行の練習にも来られます。
ここは紛うことなきダート天国。
林道と違って砂浜は広いので存分に走り回れます。
人が少ないのでコケても誰にも見られません(笑)
前後のタイヤをウネウネ滑らせながら走るのは癖になる楽しさです。
オフ車乗りやドリフトマニアの気持ちが理解出来ました。(^^;