砂浜でのスタック脱出テクニック

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スタック脱出法

先日、銚子の君ヶ浜でスタックした時に脱出した方法を紹介します。

スタックしたらスコップで穴を掘って云々……と普通は考えるじゃないですか。
ところが道具も使わずに一人で簡単に脱出出来る方法があるのです。

参考にしたのはこちらの動画で、冒頭一分で今回の脱出方法を実演してます。
海外のモトブログ動画は、よくこのようなテクニックを紹介してます。

5 Tricks to Rescue a Stuck Motorcycle

たまたま見て覚えていたのですが、まさか実地で試す時が来るとは…(汗)
日頃からなんでも見て研究しておくものですね。

ちなみにJAFを呼ぼうにも市有地や浜辺だと断られる場合があるそうです。
なので、このような方法がある事を覚えておくと、いつか役に立つかもしれません。

脱出手順

軽い気持ちで浜に入ったら、まさかのスタック。バイクが自立するほど潜り込んでしまいました。

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この程度の沈み込みでも動けなくなります。ブロックタイヤでも一度ハマると脱出は難しいかも。

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こんな時は思い切ってバイクを寝かせてしまいます。下が砂地なのでバイクに傷はつきません。

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倒せばタイヤが自然に浮くので、砂で穴を埋めてからバイクを引き起こせばタイヤは砂の上に!

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円弧状の溝が脱出の跡です。前輪も砂にハマり大変でしたが、この方法を繰り返し脱出しました。

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アドベンチャーバイクなら、パニアを支点にテコの原理でタイヤを浮かせられるので特に有効です。

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何度も埋まる場合は

バイクに跨ったまま動かそうとすると体重も加わって、ますます砂に埋もれます。

何度もタイヤが埋まるようならバイクを降りて押し出してみるといいかもしれず。
足場が不安定でしたが、私はバイクの横に立ってエンジンを吹かして押し出しました。

日頃はセンスタ立てるのも難儀してるのに、火事場の馬鹿力というやつですね。
まるでチャリンコでも扱うかのように押し出せたのは自分でも驚きました。

くろみん
くろみん

普段の自分なら絶対にバイクを倒してたでしょうね。

こんな時はスタックラダーのようなものがあると助かります。
でも嵩張るので代わりに段ボール紙でも積んでおこうかと思いました。

ハマの兄貴、登場

この方法なら一人でも抜けられると思いましたが、半日はかかると覚悟しました。
しかし、なんと通りすがりの兄貴が後ろから押してくれまして……。

兄貴氏(写真の人)、早朝ランニング中でしたが、一人でもがいてる私が気になったらしい。

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「実は俺もバイク乗りなんだ!」 そう言うと後ろに回りバイクを押してくれました。感動(TT)

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後ろにいるのに、この勢いで砂を巻き上げ……。兄貴氏、砂だらけにしちゃってスミマセン!

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感想

早朝の浜辺で見ず知らずのバイク乗りに助けられるとは思いませんでしたよ。
お礼にポテチを渡そうとしたらジョギング中との事で受け取らずに去っていきました。

くろみん
くろみん

君ヶ浜の兄貴は今でも私のヒーローです!!

自分も困ってる人を助けた事がありますが、やっぱり人には良くしておくものですね。
お節介かと思いましたが、同じような事があったら自分も助けようと、あらためて思いました。

トラブルが心配で一人ではツーリングに行くのが不安な方、安心して下さい。
何かあっても、きっと誰かが助けてくれます!!(^^;




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