リターン卒業
早いものでリターンしてから二年経ちました。
今年はもう三年目です。
最近では立ちゴケもしなくなり一人で遠出も出来るようになりました。
なので年が改まったのを機にリターンの称号を返上しようと思います。
若葉マークの掲示義務も免許を取ってから一年間なので。(^_^;
でも引き続き半チク扱いされそうな予感。
納車直後のVersys-X
納車直後のスッピン写真。やはりステッカーがないと寂しい。今はすっかり自分色に染まってますが。
最初からコケても大丈夫なバイクを選んだとはいえ、今でも納車当時と姿が変わらないのは嬉しい。
いつまでも色つきのバイクでいて下さい。(黒だけど)
扱いにも慣れた
最初はVersys-Xの大きさに圧倒されましたが、慣れたせいか最近はそうでもないです。
それに見た目がでかくても、やはりどこか250cc然とした点があるのは否めません。
知らない人は大型バイクかと思って、よく排気量を尋ねてきますけど(汗)
「買うなら大型にした方がよかったかな~」と今でも考える事が正直あります。
余談ですが昔、ハーレーのULTRAに天秤を付けて出前してるラーメン屋がいました。
大型バイクでも慣れればカブなどと同じように下駄代わりに使えるんでしょうか?
ツーリングだけでなく普段遣いも考えて250ccにしたというのに……。
大型は持て余しそうで不安だったのです。
必死なバイク業界
リターン当時、業界とメディアは盛んにオッサンを煽ってバイクを売ろうとしてましたね。
まるでバイクに乗れば青春時代に戻れるかのように盛んに喧伝して……。
今に始まった訳じゃないのに「二輪不況でバイクが売れねぇ、みんなタスケテ!」と同情を誘う。
バイク女子のような販促要員まで出してましたが、どこの業界でも女は定番の釣り餌です(笑)
…が、そこまで承知のうえでビッグウェーブに乗ってみようと思ったのが、この私です。(^^;
なにしろリターンするなら年齢的にも、これが最後のチャンスだと思いましたから。
おかげで今バイクライフを存分に楽しめているので、別にハメられたとは思ってません。
結果オーライという事で。
リターンして驚いたこと10選
バイクの性能もバイク文化もバイクを取り巻く状況も昔と様変わりしました。
せっかくなのでリターン直後に驚いた事を色々挙げてみたいと思います。
笑わないように(プ..
ヘッドライトが常時点灯に。消灯不可能。ポジションランプの存在意義が……。 |
キャブ車が消えてFI(直噴)方式に。チョークも消滅。アイドリング調整不要? |
FI化により押し掛けでエンジンを始動出来なくなった。ジャンプスターター必須。 |
ヘルメットのSHOEIが一流ブランドになっていた。昔は今のOGK的な位置付け。 |
レーサーレプリカがSSというナチス親衛隊みたいな呼び名に。何が違うのか?! |
ZZRがZXナントカに変わっていた。しかもNinjaに名を変えたGPZとゴチャ混ぜに。 |
排ガス規制で2スト&4気筒全滅。マルチエンジンが日本製バイクの代名詞なのに。 |
白バイがVFR750PからCB1300Pに新調。なんだか三億円事件の頃に戻った感じ。 |
昔は80km/hだった高速道路でのバイクの最高速度が100km/hに引き上げられていた。 |
二輪アイドルが一本木蛮センセイから美環ちゃんに。センセイ、今は自転車界のアイドルに。 |
もはや異世界
いやはや、タイムスリップしてとんでもない未来に来てしまった感じです。
バイクの電子化が進んで、Versys-Xもまるで電子戦闘機のようになってるし。
その一方で無理ゲーすぎる排ガス規制に業界全体が苦しめられてるみたいだし。
「俺のCBRが単コロになっちゃった!!」と絶叫してるリターン氏もおりました。
それほどリターンライダーは浦島太郎状態で、私と同じように驚いてるようです。
他にも上野バイク街が消滅して、お騒がせショップのCORINが消えてたり。
某丸山選手がYouTuberになってたりなど挙げればキリがありません。
ちなみに界隈で有名なマグナキッド伝説は最近になってから知りました。(^^;
今も昔も退屈しませんね、バイク界は。