部品調達
バイクを購入して五年も経つと交換が必要な重要部品が色々出てきます。
今回はタンクとインジェクションを結ぶ燃料ホースを交換しました。
公式サイトのカワサキオンラインで部品を買えるので、初めて利用してみました。
入手が難しい専用部品も公式サイトで簡単に買えるのは本当に助かりますね。
他にもエアクリーナーなど交換が必要な部品があったので一緒に注文しました。
10日くらいかかるはずでしたが、一週間も経たずに到着しましたよ。
燃料ホースの交換
店に頼むつもりでしたが、点火プラグの交換でタンクの下ろし方を覚えたので自力で交換しました。
燃料タンクの積み下ろしが出来るようになると、自分で出来る整備の幅が広がるので楽しいです。
燃料ホースはアクセスしやすいです。交換作業は確実性が求められますが、難易度は低いと思います。
赤いジョイントロックを外せば燃料ホースは外れます。取り付けは必ず手応えのある所まで挿し込む。
燃料ホース交換の重要性
時々バイクが炎上してニュースになってますが、大抵は燃料ホースの劣化が原因らしいです。
なのでガソリン臭を感じるようになったら一度点検してみた方がいいと思います。
特にFI方式は電磁ポンプで燃料を送る関係上、どうしても接点火花の発生が避けられないのだとか。
その火花が漏れ出た燃料ガスに触れると、たちまち引火して火だるまになってしまいます。
ガソリン臭の漂うVF750Fが職場の駐車場にいて怖かったです。
昔乗ってたバイク(キャブレター方式)はそこまで神経を使う必要なかったんですけどね。
十数年乗りましたが、一度も燃料ホースを交換した事はありませんでした。
Versys-Xは五年で交換ですが、ZZR1100なんて半年ごとに交換だそうですよ(汗)
作業時の燃料漏れ対策
プラグ交換ではガソリンが漏れたので、今回はゴムキャップで栓を。引火したらオワコンなので(汗)
燃料タンク側面の穴もゴムキャップで栓を。タンクを傾けると燃料が漏れる場合があるそうなので。
ゴム栓は7.1mmで問題ないものの少し緩めなので、9mmのホースバンドで押さえると安心です。
FI方式でも燃料は漏れる?
『FI方式は電磁ポンプで燃料を圧送するのでタンクを外してもガソリンは漏れない』
そう聞いてましたが、実際に外してみると思いっきり漏れましたよ、それもダラダラと…(爆汗)
パイプ内に残ってるガソリンかと思いましたが、いつまで経っても止まりませんでした。
キャブ方式なら燃料コックが付いてるので止めるのは簡単ですが、FI方式の場合はどうするのか?
タンクの下ろし方についての記事や動画を見ても答えはなく、いまだによく分かりません。
肝心要の部分が抜けてるんだよね~、残念!!
取り外した燃料ホースの状態
せっかくなので五年経った燃料ホースの状態をお見せします。
プラグ交換の時に点検したら、かなり劣化が進んでる感じでした。
燃料ホースが硬化して縮んてるように見えます。そうなったら要交換とネットには出てましたが…。
しかし新品の燃料ホースもカチンコチン。もともとこういう物なら慌てて交換しなかったかも。(^_^;
またしてもネットの記事に踊らされた予感(苦笑)
まとめ
燃料ホースは五年経ったからといって、すぐに破れるようなものではありません。
そう神経質にならなくてもいいかなー、と正直思いました。
取り外した燃料ホースはまだ使えそうですが、内部の劣化は表面からは分かりません。
そのため五年を目安に取り換えるようサービスマニュアルでは指示されています。
もし内壁から剥がれたゴム片がインジェクションに流れ込んだら大変な事になります。
安い部品なので大事に至らないうちに交換しておくのが賢明だと思います。