防水ケースの結露対策(GoPro)

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面倒なので

以前、車載カメラの結露対策について記事を書きました。
除湿シートを使ってレンズの曇りを防止する方法です。

この方法は極めて有効ですが、撮影のたび除湿シートを交換する必要があります。
使い終わったらオーブンで乾燥させなければならず、いささか手間がかかります。

正直、面倒くさい!!!

バイクで出掛けるたび毎回そんな事やってられません。
ほったらかしでも運用出来ないか、他の方法を検討してみる事にしました。

新しい対策

GoProを剥き出しで使ってれば走行中に結露の問題は起きません。
防水ケースに入れてるから熱が籠もってレンズが曇るのです。

それなら空気抜きの穴を開けてやればいいんじゃないかと思いまして。
温まった空気や湿気が穴から逃げてくれれば曇らないはずです。

試しに防水ケースの底に一箇所だけピンバイスで小さな穴を開けました。
たった0.2mmの穴ですが、一応これで通気が確保された事になります。

穴には埃や雨水の侵入を防ぐためテーピングを貼り付けました。
布テープなので空気は通す一方、埃や雨水の侵入は防げます。

Img 9511
Olympus Digital Camera

追加対策

暖かい季節になるとレンズが曇るようになったのでレンズ下にもう一つ穴を開けました。

テーピングも剥がしてしまいましたが、穴が小さいためか埃が侵入する事はありません。
浸水が心配でしたが、ケースの底に穴を開けたためか雨の中を走っても大丈夫でした。

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効果

先日、稲敷まで行った時に中華アクションカムのレンズが結露してるのに気付きました。
こちらの防水ケースは何も対策してませんが、それだとこれだけ曇ります(汗)

一方、穴あけ加工したGoProの防水ケースはまったく結露してません。
たった0.2mmの通気穴を二つ開けただけで、これほど差が出るとは…。

Img 0812
対策なし。
Img 0814
対策あり。

これで結露の問題は完全に解決、手間かけずに半放置で運用可能になりました。
気密性は失われましたが、潜水でもしない限り大丈夫だと思います。(^^;;