外部マイクの問題
現在、GoPro HERO5を防水ケースに入れてマイクアダプターを介して外部マイクを繋げてます。
これで走行音を拾ってますが、ソニー製のマイクは性能が良く音質に不満はありません。
しかしマイクアダプターの不具合(仕様)のため時々録音トラブルに見舞われます。
録画前に外部マイクを抜き差しすれば防げますが、忘れて失敗する事もあります。
いつぞや神栖に行った時にも失敗したので、さすがに限界を感じました。
録画失敗例
まだ公開した事ありませんでしたが、失敗した場合の動画をお見せします。
比較用に正常に録画出来た動画と失敗した動画を両方あげておきます。
映像はテキトーなので音だけ聴き比べてみて下さい。
ご覧のように失敗すると無音になるわけではなくブツブツ途切れたような音になります。
こうなると素材として使い物にならず上から音楽を被せてごまかすしかありません。
内蔵マイクの問題
GoProの内蔵マイクは風切音の問題がありますが、このような失敗は起こりません。
なので外部マイクをやめて内蔵マイクに戻してみようかと。(敗北感)
しかしGoProを防水ケースに入れると音が籠もって音質が著しく劣化します。
防水ケースの商品説明にも「録音は出来ない」としっかり書かれてました。
それでも雨対策は必要なので裸のままバイクに載せるわけにはいきません。
GoProのマイク位置
そこで音の通りがよくなるように防水ケースに穴を開けてみる事にしました。
その前に、まずはGoPro HERO5のマイク位置と役割を確認してみます。
下の記事によるとHERO5は右マイクと上マイクでステレオ録音を実現してるようです。
左側にあるマイクは風切音低減時に使われるようでステレオ録音とは無関係らしい。
穴を開けるのは右マイクと上マイクのある位置です。
左マイクはステレオ録音とは関係なさそうなので穴は開けません。
防水ケースの加工
こんな感じで防水ケースの右マイクと上マイクの位置に1.0mmほどの穴を開けました。
小さな穴なので水は入ってきそうにありませんが、ダメならテーピングでも貼って凌ぎます。
左マイクはその位置に給電ケーブルのキャップがあるため穴を開けるのは困難。
幸いステレオ録音では左マイクは使わないようなので今回はそのままに。
結果→ orz
録画テストしてみたら穴を開ける前と後で音質に全然変化なし! _(┐「ε:)_ ズコー
それもそのはず、もともとGoPro HERO5の内蔵マイクはこの程度の性能しかありません。
GoProを防水ケースから出して裸にして撮っても音質は変わりませんでした。
ちなみに一番心配していた風切音は防水ケースに入れるとなぜか発生しませんでした。
車載動画なら十分?
内蔵マイクだと音が籠もりますが、車載動画ならこれで十分かもしれません。
自分の場合、最近は上からBGMを被せてしまうので音質の影響は少ないです。
しかし、やはり外部マイクのクリアな音質を知ってしまうと元には戻れません。
音質が悪いと画質まで悪くなったように思えて音の重要性を再認識しました。
そこで、なんとか外部マイクを使えないか調べてみたら、まだ方法がありました。
マイクに電源を供給するためのファンタム電源という機器があります。
確証はありませんが、これを使えばトラブルを回避出来そうな気が…。
早速、購入して試してみましたので続きの記事を御覧下さい。