現状
巻き付け式のグリップヒーターの使い心地がイマイチなので改善してみました。
ちなみにグリップヒーターはDaytona製で、このように取り付けて使ってます。
発熱量は少ないもののハンドルカバーと併用すると冬でも汗をかくほど温まります。
バイクの発電量は少ないので消費電力の少ないグリヒ+ハンカバが無難かも。
問題点
巻き付け式は交換式のグリップヒーターよりも取り付けが簡単です。
しかし編み込み部分が膨らんで握りにくくブレーキレバーが遠く感じます。
そこで熱収縮チューブを用いてスマートに固定する方法を試してみました。
使用するのはこちらの熱収縮チューブ、直径40mmのものです。
関連製品
巻き付け式のグリヒはDaytona以外からも似たような製品が色々出てます。
一番下の製品はフィルム式で薄く良さそうですが、少々キワモノらしい(汗)
あえて怪しい製品に手を出して自爆してみるのも一興です。
改修作業
本来は釣り竿に巻いて使う滑り止めグリップらしいです。釣り師の方ならよく御存知かも…?
邪魔だったグリヒの紐を撤去。代わりに上から熱収縮チューブをかぶせて固定する格好になります。
グリップに合わせて長さ115mmにカット。でも突っ込んだらブカブカ。これで大丈夫なのかと(汗)
炎で炙るのは心配なのでドライヤーで加熱。時間がかかるものの、ちゃんと縮んで密着しました。
リード線の部分も加熱すれば自然にフィット。下手に切り欠くと縮んだ時に裂けるかもしれません。
想像以上にスマートに綺麗にまとまりました。チューブは薄いので以前ほどの違和感はありません。
感想
それにしても釣り竿用の滑り止めグリップが使えるなんて目からウロコです。
用途的にもバイクのグリップに近いし、屋外使用も考慮されてるので最適かと。
表面は思ったよりスベスベ、もっとザラザラした感じかと思いました。
グリップ感は劣りますが、以前のような膨らみがなくなり握りやすくなりました。
私が買ったチューブは500mmの物なので、これで2セット分とれる計算です。
耐候性があるので劣化しにくいはずですが、傷んだら適宜交換します。
その後、二年ほど使ったら緩んできたので再度ドライヤーを当てて縮めました。
チューブが切れたりしない限り、この補修方法で使い続けられそうです。