秘境駅?
先日行った成田線と総武本線の分岐点の先に秘境駅があるらしい。
総武本線を八街方面に向かうと山の中に現れる「南酒々井駅」です。
地図で見ると、たしかに秘境っぽさが漂ってます。
総武本線はローカル線ですが、さすがにそこまで田舎ではありません。
この先の榎戸駅や成東駅は普通の駅なので、最初は信じられませんでした。
南酒々井駅
民家もなく山深くなるばかりです。ここに駅があっても利用する人いるんでしょうか。
しかし突然、広い場所に出て小湊鐵道を思わせるような無人駅がありました。
跨線橋が見えます。単線なので列車がすれ違うための交換駅になってます。
昔はもっと秘境感漂う駅で、この駐車場もSLの時代は引込線だったようです。
秘境探検
駅を過ぎても道が続いてるので、線路に沿って進んでみました。
途中からバイクでないと通れない細い道に。軽自動車でも無理ではないかと。
プチ・アドベンチャー気分ですが、Uターンも難しい道なので詰んだらどうしようかと。
こんな小湊鐵道みたいな場所が近所にあるなんて、本当に驚きました。
山を抜けると以前紹介した高崎川八木の田園風景に出ました。
昔の南酒々井駅
大正時代にはもうあったようですが、利用者なんていたのでしょうか?
もしかしたら最初は駅ではなく信号所だったんじゃないかと。
近くにあるウチの最寄り駅も、最初はただの信号所だったので。(^^;
昔の写真を見てみると今よりもっと秘境感が漂ってますね。
そのまま残しておけば今ごろ観光スポットになってたかもしれません。
感想
酒々井といえば成田線にある酒々井駅や京成酒々井駅が思い浮かびます。
なので南酒々井駅と聞いた時は、そんな駅あったかな~? …と。
田んぼ側から見たら、ただの山でしかない場所ですからね。
この辺りは道が狭く路面状態も悪いのでバイクでも大変です。
行くなら小回りが利いて悪路にも強いオフ車でないと危ないかもしれず。
ちなみに同じ山の中に酒蔵があるので、そのうち覗いてみたいです。