野営開始
金谷元名林道を一通り走った後、林道広場にテントを張って野営。
焚き火したり、肉を焼いたり、星の写真を撮ったりして一晩過ごしました。
野良キャンは初めてでしたが、意外と明るくて恐怖は感じませんでした。
時々熊避けピストルを鳴らしてたせいか動物とも遭遇せずに済みました。
問題は暑さ、夜はまだマシですが日が昇ると炎熱地獄が始まります。
広場には木陰がないのでタープなど日除け対策は絶対に必要です。
私は日傘しか持っていかなかったので大変な目に遭いました。
キャンプ、夜の部
照明はLEDランタン二灯。先日購入したランタンスタンドが役に立ちました。
あえて焚き火台を使用。点火はガストーチで。これが一番確実で楽です。
薪は割らずに太いまま使った方が長持ちします。もう斧は必要ないかも。
肉焼いて食べましたが、持ってきた食料が多すぎて食べるの疲れました。
ジャガイモをアルミホイルで包んで焚き火で蒸し焼きにしてみたり。
照明は焚き火と月明かりだけでも十分でした。ランタンは明るすぎるくらい。
暗闇にも慣れてきたのでランタン消して夜の山の静寂を味わってみたり。
この時に大人しく寝ておけばよかったのですが、盛り上がりすぎて眠れず(笑)
麓の金谷港の船のエンジン音がドロロンドロロンと一晩中山の中に響いてました。
テントに入ったのは朝になってから。しかし暑さで眠れず睡眠不足で苦しむ事になります。
キャンプ、昼の部
夜のうちは良かったのですが、日が昇り始めると徐々にテント内が蒸し暑く……。
テントの両脇を開けても蒸し暑い。メッシュでも風が入ってきません。
天井からファンを吊るして冷やしましたが、暑苦しくてほとんど眠れませんでした。
暑いので寝袋は使いませんでした。寝袋よりタープをもってった方がいいです。
日傘で直射日光を遮断。テントの上にタープが必要な理由が分かりました。
こんな日傘でも役に立ちました。日傘なしではいられないほど日差しが強すぎて痛いのです。
とにかく暑い。熱中症警報も出てたんで適当に食事を済ませて早々に山を降りる事にしました。
水は8リットル持って行きましたが、暑さのせいでほとんど使い切りました。
野良キャン面白かったけど、やはり房総は夏より冬ですね。冬なら最高の遊び場です。
帰る頃には喉カラカラで、山を下りるなり自販機で飲み物を買ってガブ飲みしました。
夏キャンプの現実
暑さでほとんど眠れなかったので帰りは寝不足で運転が大変でした。
夏の鋸山は想像以上に過酷で、あのままいたら熱中症になってたかも。
もし具合が悪くなって救急車を呼んでも、ここには入ってこれないと思います。
日焼け止めも焼け石に水、全身が赤紫に爛れて元に戻るのか心配です(汗)
自宅に戻ると「海水浴にでも行ったのか?」と言われる始末……。
それでもここは誰にも邪魔されず過ごせる素晴らしい場所です。
涼しくなったら、またキャンプしに行こうと思います。