鋸山野良キャン[3]夏キャンプ夜の部、昼の部

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野営開始

金谷元名林道を一通り走った後、林道広場にテントを張って野営。
焚き火したり、肉を焼いたり、星の写真を撮ったりして一晩過ごしました。

野良キャンは初めてでしたが、意外と明るくて恐怖は感じませんでした。
時々熊避けピストルを鳴らしてたせいか動物とも遭遇せずに済みました。

問題は暑さ、夜はまだマシですが日が昇ると炎熱地獄が始まります。

広場には木陰がないのでタープなど日除け対策は絶対に必要です。
私は日傘しか持っていかなかったので大変な目に遭いました。

キャンプ、夜の部

照明はLEDランタン二灯だけですが、十分明るい。先日購入したランタンスタンドが役に立ちました。

直火でも構わないけど焚き火台を使用。これなら途中で場所を変えたくなっても簡単に移動できます。

薪は割らず太いまま使った方が長もちします。点火はガストーチだし、薪割り用の斧は必要ないかも。

焚き火の炭を使って肉を焼いて食べました。持ってきた食料が多すぎて食べるのが大変でした(汗)

ジャガイモをアルミホイルで包んで蒸し焼きに。危なく炭になりかけましたが、面白かったです。

月明かりのお陰で照明は焚き火だけでも十分でした。むしろLEDランタンは明るすぎるくらいです。

目が暗闇に慣れてきたのでランタンを消して夜の山の静寂を味わってみたり。これが山の楽しみ方。

この時に大人しく寝ておけばよかったのですが、焚き火で遊んでたら盛り上がりすぎて眠れず(笑)

麓の金谷港に停泊中の船のエンジン音が、ドロロン…ドロロン…と一晩中、山の中に響いてました。

テントに入ったのは明け方になってからです。しかし暑さで眠れず睡眠不足で苦しむ事になります。

キャンプ、昼の部

夜のうちは良かったのですが、日が昇り始めると徐々にテント内が蒸し暑くなってきまして……。

テントの両脇を開いても蒸し暑い。インナーテントはメッシュなのですが、風が全然入ってきません。

天井からファンを吊るして冷やしましたが、気休めにもならず。暑くてほとんど眠れませんでした。

暑いので寝袋は必要ありませんでした。寝袋より陽の光を遮るタープをもっていけばよかったです。

念のために持ってきた日傘で直射日光を遮断。テントの上にタープが必要な理由が分かりました。

こんな日傘でもかなり役に立ちました。日傘なしではいられないほど日差しが強すぎて痛いのです。

とにかく暑い……。熱中症警報も出てたんで適当に食事を済ませて早々に山を降りる事にしました。

水がなかったら大変です。8リットルほど持って行きましたが、暑さのせいでほとんど使い切りました。

野良キャンは面白かったけど、やはり房総は夏よりも冬ですね。冬なら最高の遊び場になるかと……。

テント片付けて帰る頃には喉カラカラ。山を下りるなり自販機で飲み物を買ってガブ飲みしました。

夏キャンプの現実

暑さでほとんど眠れなかったので帰りは寝不足で運転が大変でした。

夏の鋸山は想像以上に過酷で、あのままいたら熱中症になってたかも。
体調を崩して救急車を呼んでも、ここには入ってこれないと思います。

日焼け止めも焼け石に水、全身が赤紫に爛れて元に戻るのか心配です(汗)
自宅に戻ると「海水浴にでも行ったのか?」と言われる始末……。

それでもここは誰にも邪魔されず過ごせる素晴らしい場所です。
涼しくなったら、またキャンプしに行こうと思います。

現在は立入禁止になってます。

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